婦人科・内科
骨粗しょう症は、骨を作っているカルシウム等が極端に少なくなり骨がスカスカとなって骨折しやすくなる状態をいいます。
骨粗しょう症の患者さんのうち、70〜80%が女性で、高齢女性の大半がこの病気にかかっていると考えられています。
その原因は、
1.女性はもともと男性に比べて骨量が少ない(男性の約80%)
2.妊娠、出産、授乳でカルシウムを多く消費する
3.閉経後に骨量を維持する作用のある女性ホルモン(エストロゲン)が急激に低下する
などの理由が考えられています。
骨密度測定(自費 2,000円)
骨粗しょう症の検査実施しています。
当院では、各種内服や注射での治療も行っております。
・適度な運動を心がける。
運動によって適度な刺激や圧力を受けるほど、骨のカルシウムが増えて丈夫になります。戸外のウォーキングや軽い筋力トレーニングをおすすめします。ウォーキングは速目の速度で1日30分以上を目標に実行してみましょう。
・食生活
バランスのよい食生活を心がけ、カルシウムを積極的に取りましょう。
「カルシウムを多く含む食品」には牛乳・乳製品、野菜、小魚、乾物、豆類などがあります。骨粗しょう症予防のためには少なくとも一日800〜1000mgのカルシウムを摂取しましょう。