生理不順は放っておいてもよいのでしょうか?
今まで順調だった生理が、急にいつもと違う(周期や長さや色)生理になった時は、何か病気のサインだということがあります。
いつもと違うと感じた場合、あまり神経質になる必要はありませんが、一度受診されることをおすすめします。
いつもと違うと感じた場合、あまり神経質になる必要はありませんが、一度受診されることをおすすめします。
生理が3ヶ月ないのですが、体調は悪くありません。
病院へ行った方がよいのでしょうか?
3ヶ月以上生理の問題があるような時は来院してください。
その際は、基礎体温を測定し、持参しましょう。妊娠の可能性はありませんか?
その際は、基礎体温を測定し、持参しましょう。妊娠の可能性はありませんか?
16歳の娘の初潮がまだきません。どうしたらよいですか?
本人が気にしていれば、相談してみましょう。
生まれつきの子宮などの異常が見つかることがあります。
18歳以上で一度も生理が来ない場合は、必ず病院を受診してください。
生まれつきの子宮などの異常が見つかることがあります。
18歳以上で一度も生理が来ない場合は、必ず病院を受診してください。
外陰部のかゆみがあり、市販の塗り薬を塗っても治りません。
市販の軟膏を塗って外陰炎がひどくなってから来院される方も多くいらっしゃいます。カンジダ症だった場合、かゆみ止めの中に悪化されるステロイドが含まれていることがよくあります。
逆効果の場合もありますので、症状だけで判断することは危険です。一度きちんと診察にいらしてください。
逆効果の場合もありますので、症状だけで判断することは危険です。一度きちんと診察にいらしてください。
生理痛がひどく、市販の痛み止めを内服しています。
そんな時病院を受診した方がよいですか?
冷えや子宮のまわりの炎症によって起こる生理痛もありますが、子宮内膜症や子宮筋腫などの進行があると、不妊症や手術が必要になる病気もあります。
市販の鎮痛剤で様子をみるだけでなく、鎮痛剤を生理中2日間以上使用するようになった時点で、一度婦人科で超音波や血液検査を受けてみましょう。
セックスの経験のない方も心配せずご相談ください。
市販の鎮痛剤で様子をみるだけでなく、鎮痛剤を生理中2日間以上使用するようになった時点で、一度婦人科で超音波や血液検査を受けてみましょう。
セックスの経験のない方も心配せずご相談ください。
生理痛には、どんな治療法がありますか?
食事、運動などの生活習慣の見直しによって、生理痛が軽減することもありますが、当院ではピルや漢方などによる治療もしています。
生理の時、レバー状の固まりがでます。病気でしょうか?
生理の時レバー状の固まりがみられたら過多月経といって月経量が増加しているサインです。子宮筋腫、子宮内膜増殖症、子宮内膜ポリープなど内科的な病気があるかもしれません。
階段を登る時に息切れしませんか?頭痛がしたり、疲れやすくないですか?貧血症状かもしれませんので、超音波や貧血検査を受けましょう。
階段を登る時に息切れしませんか?頭痛がしたり、疲れやすくないですか?貧血症状かもしれませんので、超音波や貧血検査を受けましょう。
生理痛が年々ひどくなり、生理後も痛み止めを飲んでしまいます。
どんな病気が考えられますか?
生理後も下腹部痛が持続する場合は、子宮内膜症、子宮筋腫などの病気が考えられます。
必ず病院を受診しましょう。
必ず病院を受診しましょう。
健診で子宮筋腫と言われました。手術が必要なのでしょうか?
子宮のどの位置にできているか、大きさは、数はどうか?
貧血や頻尿などの症状はあるか?
年齢は、挙児希望はあるのか?急に大きくなったのか?
それぞれのケースで治療が異なります。
貧血や頻尿などの症状はあるか?
年齢は、挙児希望はあるのか?急に大きくなったのか?
それぞれのケースで治療が異なります。
子宮筋腫があると妊娠しにくいなどありますか?
子宮筋腫のできている位置によって違います。
妊娠を希望されているのであれば、子宮筋腫が発見された時点で婦人科を受診し、しっかりとした診断を受けてください。
早期であれば、腹腔鏡手術といって、お腹に大きな傷を残さず手術する方法も可能です。
妊娠を希望されているのであれば、子宮筋腫が発見された時点で婦人科を受診し、しっかりとした診断を受けてください。
早期であれば、腹腔鏡手術といって、お腹に大きな傷を残さず手術する方法も可能です。
子宮内膜症と病院で言われました。不妊症になると聞きましたが本当ですか?
初期は、生理痛が徐々にきつくなるくらいで、他に目立った症状はありません。
市販の鎮痛剤で様子をみるのではなく、必ず婦人科を受診してください。
子宮や卵管の周囲の癒着などにより、不妊症となり体外受精などの治療が必要となることも多くあります。
市販の鎮痛剤で様子をみるのではなく、必ず婦人科を受診してください。
子宮や卵管の周囲の癒着などにより、不妊症となり体外受精などの治療が必要となることも多くあります。
生理前にとてもイライラします。どうしたらよいですか?よい薬はありますか?
生理前のイライラは、月経前症候群(PMS)と呼ばれ、精神的に落ち込んだり頭痛や下腹部痛を感じるなど様々な症状があります。
月経前症候群には、身体に負担の少ない漢方薬をすすめています。生理周期の中で症状が現れる数日前から服用し、生理がきて症状がなくなったら休薬します。
※症状を見た上で処方するか判断します。
月経前症候群には、身体に負担の少ない漢方薬をすすめています。生理周期の中で症状が現れる数日前から服用し、生理がきて症状がなくなったら休薬します。
※症状を見た上で処方するか判断します。
何歳くらいから子宮がん検診を受けた方がよいですか?
子宮がんには、子宮の出口にできる子宮頸がんと、子宮の奥の方にできる子宮体がんがあります。
子宮頸がんは、若い方に増加傾向があるため、現在20歳を超えた女性は積極的にがん検診を受診するようすすめています。しかし、頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスの感染の多くは、性行為によってもたらさせると考えられていますので、20歳という年齢にとらわれず、性行為のある方は可能性があります。
子宮体がんは、40歳以上の方に見つかる確率が高くなります。閉経後の方に多くみられ、主な症状は出血です。閉経後で出血があった方は子宮体がんの検診にいらしてください。
子宮頸がんは、若い方に増加傾向があるため、現在20歳を超えた女性は積極的にがん検診を受診するようすすめています。しかし、頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスの感染の多くは、性行為によってもたらさせると考えられていますので、20歳という年齢にとらわれず、性行為のある方は可能性があります。
子宮体がんは、40歳以上の方に見つかる確率が高くなります。閉経後の方に多くみられ、主な症状は出血です。閉経後で出血があった方は子宮体がんの検診にいらしてください。
子宮体がんとはどんな病気ですか?
子宮の奥にできるがんで、不正出血でわかることが非常に多く、40歳代から増えてきます。月経不順や肥満、生活習慣病、エストロゲン投与などが関与していると言われています。
性行為の経験がないのですが、子宮がん検診を受けた方がよいですか?
子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスへの感染は、性行為によって起こるものですので、経験がない場合は検診の必要はありません。
子宮体がんは、性行為は関係しませんので、受けにいらしてください。
子宮体がんは、性行為は関係しませんので、受けにいらしてください。
卵巣がんは発見が難しいと聞きました。どんな症状(どんな事)に気を付けたらよいですか?
卵巣がんは、卵大になるまではほとんど症状がありません。
腫瘍自体が痛むことはありませんが、大きくなると腹部の膨満感や圧迫感を感じ、下腹部の痛みや腰痛、便秘などの症状がでることがあります。
腫瘍自体が痛むことはありませんが、大きくなると腹部の膨満感や圧迫感を感じ、下腹部の痛みや腰痛、便秘などの症状がでることがあります。
おりものが多いのですが、性病の心配はありますか?
急に増えたということではなく、かゆみや痛みも伴わないようでしたら心配はないかもしれません。
排卵の時期にはゼリー状のおりものがたくさん出ます。量以外のにおいや色、かゆみなどが伴うようでしたら一度相談にいらしてください。
排卵の時期にはゼリー状のおりものがたくさん出ます。量以外のにおいや色、かゆみなどが伴うようでしたら一度相談にいらしてください。
鈍い下腹部痛が2ヶ月程前から持続しています。痛み止めを飲んでいますが、このまま様子をみてもよいですか?
不正出血やおりもの、腹部のはれ、生理不順などがある場合、一度相談にいらしてください。
妊娠したいのですが、どんな検査がありますか?
基礎体温や超音波検査などで排卵日の推定をします。
更年期について教えてください。どんな症状がでますか?
更年期障害の症状は、人によって様々です。一般的な症状としては、のぼせ、ほてり、発汗、肩こり、頭痛、めまい、イライラ、不安感、疲労感などが挙げられます。
閉経後の婦人科検診は受けなくてもよいですか?
子宮体がんなど、閉経後に多くみられる病気もあります。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
53歳で閉経しましたが、外陰部にひりひり感があります。婦人科を受診してもよいですか?
もちろんです。閉経後のエストロゲンの減少が原因で起こりやすくなる病気もありますので、放置せず受診してください。
80歳の母が、膣から出血がありました。このまま様子をみてよいですか?
不正出血があった場合考えられる病気も多くあります。また、卵巣がんなどは80歳以上から多くみられますので、早めの相談をおすすめします。
避妊に失敗してしまいました。どうしたらよいですか?
やむを得ず避妊に失敗してしまい妊娠をさける場合、緊急避妊ピル(アフターピル)を処方します。
性行為後、なるべく早く(72時間以内)服用する必要がありますので、早めにいらしてください。
性行為後、なるべく早く(72時間以内)服用する必要がありますので、早めにいらしてください。
膀胱炎をくり返します。何か原因がありますか?
膀胱炎は、膀胱に大腸菌などの細菌が侵入し、増殖・感染して炎症が起こる病気です。
若い方で膀胱炎を繰り返す場合は、性行為が原因となることが多いようです。細菌は特別不潔にしていなくてもたくさんいますので、ちょっとしたことで菌が膀胱に侵入することはよくあることなのです。
膀胱炎にならないためには、水分を多めにとってたくさんの尿を作り排尿することが大切です。そうすることで、侵入してきた細菌を身体の外に排出できるからです。
若い方で膀胱炎を繰り返す場合は、性行為が原因となることが多いようです。細菌は特別不潔にしていなくてもたくさんいますので、ちょっとしたことで菌が膀胱に侵入することはよくあることなのです。
膀胱炎にならないためには、水分を多めにとってたくさんの尿を作り排尿することが大切です。そうすることで、侵入してきた細菌を身体の外に排出できるからです。
15歳です。妊娠したかもしれません。どうしたらよいですか?
とても不安になる気持ちは分かりますが、まずは自己判断ではなく来院していただき現状を確認することが先決です。
出産するのか、中絶するのかは、状況やご希望をお伺いした上で必要な説明をいたします。
出産するのか、中絶するのかは、状況やご希望をお伺いした上で必要な説明をいたします。
外陰部にピリピリとした痛み、全身の倦怠感、熱感があります。
どんな病気が考えられますか?
痛みや違和感が現れる場合に疑われる病気としては、淋病や性器ヘルペスなどがあります。
性器ヘルペスは、妊娠中に感染したり再発した場合、流産や早産を引き起こす危険性があり、とても怖い病気です。痛みなどの自覚症状がないものもあり、自分が病気に感染していることを知らないまま、パートナーに移してしまうことも考えられます。
大切なパートナーのために、ヘルペス検査を受けておくとよいでしょう。
性器ヘルペスは、妊娠中に感染したり再発した場合、流産や早産を引き起こす危険性があり、とても怖い病気です。痛みなどの自覚症状がないものもあり、自分が病気に感染していることを知らないまま、パートナーに移してしまうことも考えられます。
大切なパートナーのために、ヘルペス検査を受けておくとよいでしょう。